2014年11月に読み終わった本の感想書きました!

2014年11月に読み終わった本まとめてみました!

今月も小説を数冊読みましたが、読み始めると止まらないっすね。

今月はそこそこ読んだけど、そろそろプログラム関連の本を消費しなければ・・・

とか毎月言ってる気がしてきた。

How Google Works

これはもう一度読むと更に面白いと思った本でした。もう一度と言わず、何度でも読める!

How Google Works

How Google Works

特に、「ライバルに追随するな」の内容が一番印象的だったかな。

ラリー・ペイジが言うように、「同じようなことをしている他社を負かすだけでは、仕事としてちっともおもしろくないじゃないか」。

ライバルばかり見ていては、本当のイノベーティブなモノは絶対に生み出せない。

「重要な仕事は、社員にライバルのことを考えさせないようにすることだ。」

この考えは全くなかったから、とても参考になった。

確かに似たようなことをしてる会社のことばかり気にしてしまうことはあるからね。

1分間マネジャーの時間管理

内容が全く堅苦しくなくて、とても面白かったし、ためになった!

やっぱり外国の人が書くマネジメントの本は、日本のものと違って面白い!

1分間マネジャーの時間管理

1分間マネジャーの時間管理

この本の中では、話の中心は”サル”であることがまず面白い!印象に残る!

サルとは〝次の対応〟のことである。

サルとはプロジェクトやトラブルそのものではない。プロジェクトやトラブルに伴う〝次の対応〟を指す。

このサルは常に色んなところに存在しており、それをマネジャーが引き受けると大変なことになると、この本の中には書いてある。

とてもわかりやすかった例えば、以下のような感じ。

サルは部下の肩に乗っていた。

立ち話が始まると、部下の案件は僕と部下の共通案件になるから、サルは僕の肩に片足を移動した。

そして僕が『少し考えさせてくれないか』と言った瞬間に、サルはもう片足も僕の肩に移動させる。

部下は十キロほど身軽になって、その場を去るんだ。

どうしてだか分かるかい? サルが僕の肩に完全に乗り移ったからだよ

あー、なんかこんな経験あるなー。と思いながら、笑いがこみあげてきました(笑)

こんなサル達をうまく飼い馴らしたいマネジャーの方はぜひ読むべきかと思います!

挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained.

Googleの及川 卓也さんのブログを書籍化したもの。

メディアというものを色んな視点から考えてる、という印象を受けました。

本を裁断(自炊)することについて、以下のように書いています。

「破壊というより分解と考えるといいんですよね。分解して自分の好きなフォーマットに組み立てなおす。」

分解と再構築。

これは今のメディアのあり方の縮図だ。ネット時代になり、コンテンツの編集権はユーザー側に移動した。

コンテンツを細分化し、それを自分のために、もしくは自分から再配信するために編集する。

分解と再構築というキーワードが現代のメディアの形に、とてもしっくりくると感じました。

ある意味OSSというのも、分解と再構築なのかなーと思いました。

Androidは色んな会社・コミュニティが分解して、独自に再構築しなおして世に出てるとか考えました。

ツイッターで学んだいちばん大切なこと 共同創業者の「つぶやき」

ビズ ストーンがTwitterをとても大事に考えているというのが伝わってくる本でした。

ユーモアな感じもあって、なんかとても興味が湧く人ですね。

印象に残った内容は、「幸せをつかむ」という章でリスクを取ることについて以下のように書いている。

最悪のシナリオを受け入れる覚悟をしないかぎり、最高のシナリオは手に入らないということだ。

持てる最高の力を発揮したいのなら、本当にしたい仕事に全力を傾けなければかなわない。

進んでリスクをとる覚悟が、成功につながる。

「頭ではわかっていることだけど、実際の行動に移せない。」という状態から打破したくなるような文章だなーと思いました。

Twitterという大きなサービスでも、常にリスクが隣り合わせだが、リスクがあるからこそ成功が生まれる。という感じですね。

TwitterはUIのデザインを頻繁に変える印象がありますが、あれはあれでリスクですがやっぱり変更後のデザインって慣れるととても使いやすいんですよねー。

ピクサー流 創造するちから

私はトイ・ストーリーがとても好きなので、ピクサーはとても興味があったので読んでみました。

ピクサー流 創造するちから

ピクサー流 創造するちから

ピクサーのアニメーションを作る上で、一番大切なことがチームであることを強調する内容がとても印象的でした。

いいアイデアよりも、適切な人材と適切な化学反応を得ることのほうが重要なのだ。

イデアをきちんとかたちにするには、第一にいいチームを用意する必要がある

優秀な人材が必要だと言うのは簡単だし、実際に必要なのだが、本当に重要なのはそうした人同士の相互作用だ。

アイディアがあっても最後にそれを形にするのは、チーム(人)だからそこに一番力を注いでいるということですね。

これは何かを作り出すこと全てに共有するで、多分これを間違えると思ったようなものは作れませんね。

本の中では、スティーブ・ジョブズがどのようにピクサーと関わってきたかという内容も少し書いてあり面白かったです。

2045年問題 廣済堂新書

2045年のコンピュータがどのようなものになっているのか?というちょっとSF感がある内容で面白い本でした。

2045年問題 廣済堂新書

2045年問題 廣済堂新書

2045年問題は以下のようなものだと書かれております。

2045年にコンピュータが人類全体の能力をはるかに超え、それ以降の歴史の進歩を予測できなくなるという説があります。

この時点を「技術的特異点」と呼びます。

技術的特異点がもたらすであろう問題を「2045年問題」あるいは「特異点問題」と呼ぶことにします。

この本の中ではIBMが開発したワトソンなどが紹介されており、コンピュータが知性を持つ可能性について興味深いことが書かれています。

ワトソンは2011年に米国のクイズ番組で優勝しています。

この話で印象的なのが、はじめからワトソンが優れていたわけではなく、徐々にクイズを学習させながら育っていった。ということです。

コンピュータが学習し、知性を身につけるイメージが実際に実現されているということです。

コンピュータをネットワークに繋ぎ、学習させることで、様々な可能性を引き出せるのかなーと思いました。

WIRED VOL.13

ファッションをメインに書かれており、ファッションはテクノロジーを求めているというテーマ。

今はファッションの世界も雑誌だけでなく、アプリやWeb等にも力を入れてますね。

自分もファッション関連のアプリはとても興味があるので、これからもファッション ✕ テクノロジーは注目したいですね。

WIRED VOL.13 (GQ JAPAN.2014年10月号増刊)

WIRED VOL.13 (GQ JAPAN.2014年10月号増刊)

WIRED VOL.4

読んでないWIRED読まないとなーと思ったので、少しずつ読んでます。

バイオの話がテーマでしたが、ちょっと自分はバイオ系は苦手な思考が・・・。

苦手でも興味はあるので、何か面白いテーマを探してみようかと思います。

WIRED (ワイアード) VOL.4 (GQ JAPAN2012年6月号増刊) [雑誌]

WIRED (ワイアード) VOL.4 (GQ JAPAN2012年6月号増刊) [雑誌]

言の葉の庭

誕生日プレゼントで貰った本です。

秒速5センチメートルもとても良かったですが、言の葉の庭もいいですね!

まあ秒速5センチメートルは、号泣しながら読みましたけどね(笑)

“文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】

前から文学少女を読みたいなーと思っていたので、Kindleならラノベかさばらない!素晴らしい!と思ったので、思い切って全巻買いました(笑)

地道に読んでいきます!

んで、読んだ感想としては文学好きな自分には面白い内容だなーと思いました。

やっぱり小説って好き嫌いがはっきりしますからね。

“文学少女”と飢え渇く幽霊【ゴースト】

連続で読んでやりました!

暇があれば、もう全巻まとめて読みたいんだけどなー。

おわりに

という感じで11月も素晴らしい本をいっぱい読めました。

幸せ満載の読書の秋でした!

Kindleのおかげで気になったところをハイライトして、後々引用しながらこれを書けるのがとても助かりますね。

Kindleさまさまな日々を送っております!

12月はプログラム関連の書籍読みます!絶対!