「黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書」を読んだので雑に感想
最近出版された「黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書」を読んだので雑に感想とかなんか書いておく。
黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書 (ヤフー黒帯シリーズ)
- 作者: 筒井俊祐,里山南人,松田承一,笹城戸裕記,毛受崇洋
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/06/18
- メディア: 単行本
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これに合わせて昔に書いたAndroidの書籍について書いた記事も軽くだが書き直した。
書いてある中身的な評価
雑にいくぞー
- 中級者向けって感じで書いているだろうからActivityとは?とかそこら辺の基礎は短くし、もっと大事なことに注力してる感あって良かった
- ある程度Androidアプリを一から数回書いたことがある人ならパラパラ読みできる感じ
- 著者たちが日々開発している中で学んだ知識やTips、便利なクラス等の紹介がちょこちょこ入っててそれはめっちゃ勉強になった
書籍内に載っているSample CodeがGithubに置いてあることの幸せ
書籍内に載っているSample CodeがGithubに置いてあることの幸せにハンパない。
せっかくGithub上に公開してあるのだから、フィードバックやSample Codeの中であまりよくなさそうな部分の修正等をPull Requestで受け付けて欲しい!という身勝手な要望をボソボソ言ってたら、READMEとかにフィードバックする際の例を書いてくれたりしてくれてとても嬉しかった!
いやまあ私が言ったから書いたかどうかはあれですけど...
よい本にはとことんいいSampleコードを目指して欲しい感ある。
— shinobu.apk (@operandoOS) 2016年6月19日
なので気づいたらフィードバックできるようにGithubとかでコードが管理されているとすごく助かる。フィードバックがある場合にissueとかPull Requestをどう出すべきかまでまとまってると最高だ。
Androidを学ぶ上で開発のキモは何なのか
Androidを学ぶ上で開発のキモは何なのか、みたいな私が感じてる悩ましい課題へのアプローチも良かった。
ただAndroidだけの技術を解説するのではなく、いいLibraryやトレンド的なRxJava、設計(MVVM、MVP)等についてもさっくり触れているのは良かった。
さっくと立ち読みしてみた。設計の話も軽くだけど触れてたし、sampleでRxが出てくるあたり書籍としてはアグレッシブだなーという感じ。アプリマジで書くならここまでは知ってて欲しいってラインまでは抑えてる。 / “「黒帯エンジニ…” https://t.co/2ieNRzrfXD
— shinobu.apk (@operandoOS) 2016年6月18日
AndroidのSDKの仕組みだけを理解すれば開発は確かにできるかもしれないが、チーム開発となると環境によってAndroid開発と言っても本当に様々な状態になってる。
Rxバリバリ、Data BindingでMVVMやー、Kotlinで行くぞい!等々。みんなちがって、みんないい なのです。
難しいとは思うけどAndroidのこともおさえつつ、最近の開発トレンド的なこともおさえられる書籍が増えてくれると嬉しいかなー。
書いている人が勉強会とかで会える人達なので感謝しやすい
全員かどうかはわからないけど書いている著者の皆さんに、東京周辺で行われるAndroidの勉強会なら会える気がするので感謝の気持ちが伝えやすい!
いやまあまだ感謝の気持ちを伝えてないので、どこかでお会いしたらしますよー
ちなみに、「黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書」 紙の本で買うとわりと立ち読みした感じ分厚いのでKindle版をオススメしたい。いやまあ、著者の皆様の印税的なお金の話は端に置いておいて。
— shinobu.apk (@operandoOS) 2016年6月18日
著者には直接会って感謝すればいいと思うよ、うん。
まとめ
私は文章書くのが苦手なので絶対これ書くの無理だなーとか思いながら読んでました。
学んだ知識を文字に起こして世に出すことはけして簡単なことではないので、とても素晴らしいものが出版されたと思う。
感謝感謝😊